日本人間関係学会関西地区会会員各位
平成22年8月2日
日本人間関係学会関西地区会
会長 早 坂 三 郎
第26回関西地区会研究会報告及び第27回関西地区会研究会開催ご案内
拝啓
酷暑の候となっていますが、会員各位には益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。いつも本地区会研究会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、本日は前回第26回研究会にて、神谷会員の「A question remains 廃仏毀釈」と釜野会員の「虚弱高齢者と地域住民との関係を構築する要因についての考察−福祉教育の視点より−」の発表報告と併せて、今回の中村会員の「事業を通して拡がる人とのつながり」並びに三好会員の「韓国福祉・医療事業調査報告第一報」と題する両発表による第27回研究会の発表概要と研究会開催要項をご案内申し上げます。
厳しい暑さの折柄とは存じますが、今回が芦屋駅前の芦屋学園サテライト教室を利用しての最後の会となりますので、どうかお繰り合わせの上ご参加下さい。
末筆ながら劇暑の折柄故、ご自愛のほど偏に願い上げます。
敬具
≪第26回関西地区会研究会の報告≫
@発表者:神谷恭子(医療法人北勢会
テーマ:「A question remains 廃仏毀釈」
人間は研究し学んでいくことが、そしてその姿勢を持ち続けることが大切と悟った発表者が、福祉関連の専門分野を離れ其の生きてゆく姿勢として抱き続けてきた長年の疑問である「廃仏毀釈」に挑戦した意欲的発表であった。研究動機と目的の説明の後、廃仏毀釈と日本の宗教観について史的系譜を解説し、神はもともと仏・菩薩だとの「本地垂迹説」及び「神仏習合」との関係についての考察を述べた。その結果として、@「異なる価値観を受容する」から、日本人の多様性の受容と許容性の高さを確信された。A「見えざる世界を信じる」こと、現代科学は検証できないことを排除してきた。しかし、梅原の説く「科学的理性は、その根底に魂(精神の自覚)を所有しなくてはならぬ」の如く、信仰心は深からずとも見えざる世界を信じてゆきたい、と結ばれた。
A発表者:釜野 鉄平(広島福祉専門学校)
テーマ:「虚弱高齢者と地域住民との関係を構築する要因についての考察
−福祉教育の視点より−」
多くの先行研究でも指摘されているように、地域福祉実践において地域住民の理解・参加は不可欠なものである。がしかし、地域社会内における人間関係の希薄化の進行と高齢者福祉についての理解は必要性とは裏腹に全く進んでいない。そこで本研究では、今後の高齢社会を担う世代が、高齢者の特徴や高齢者福祉サービスについてどの程度の理解をしているのかについてアンケート調査を行った。その結果、高齢者の特徴や高齢者サービスの理解に現状とのずれや否定的認識を検証した。そこで、青少年のボランティア活動などにより学習の一つとしての定着を図ると共に、小・中・高の教育現場に福祉関係者がかかわること、更には地域のイベントの共催や施設利用者の参加しやすい環境づくりが求められると訴えた。
研究会の質疑応答の後の打ち合わせでは、次の6項目について審議・報告・説明があった。@地区会会則改定について地区会会長から提案がなされ、異議なく承認された。A平成21年度地区会会計の決算が地区会会長から報告され、異議なく承認された。B先般、実施された「語り旅」部会による伊勢路編の報告が佐々木部会長よりなされた。Cエイジング部会地区研究集会IN京都の案内並びに韓国研修企画について三好部会長より説明がなされた。D高知大会についての説明と協力依頼が加藤大会委員長よりあった。地区会として可能な限り、支援することとなった。E次回、9月11日の案内がなされた。
出席者:伊賀吉郎、加藤誠之、釜野鉄平、神谷恭子、栗山昭子、佐々木かなこ、関戸純子、谷川俊治、寺脇誠一郎、中川祐志、中村弘樹、早坂三郎、前田秀樹、松原京子、三好明夫、吉岡太郎、以上16名。
≪第27回関西地区会研究会のご案内≫
@発表者: 中村弘樹(医療法人北勢会 障がい者総合相談支援センター そういん)
テーマ:「事業を通して拡がる人とのつながり」
日本人間関係学会第16回大会において『社会的入院の解消』というタイトルで、国の地域移行支援事業(退院促進事業)の1つの解決方法を医療法人北勢会での取り組みを通して発表した。
今回はその後の経過として、私の所属する「そういん」が三重県から委託を受けて取り組んできた『三重県精神障がい者地域移行支援事業』を通して拡がってゆく様々な人間関係(病院関係者→入院患者→ピアの力)に着目して、今後に向けての考察を報告する。
A発表者:三好明夫(ノートルダム女子大学)
テーマ:「韓国福祉・医療事業調査報告第一報」
隣国を訪ね、お互いが集い、意見や情報を交換しあうことで、振返りや気づきにつなげて、福祉専門職の力量の向上を図るとともに福祉教育の場でも活かすことで、新たな福祉実践や教育の創造につなげていきたいと考えて開催するものです。
「最も近くて遠い国」ともいわれた韓国は日本の高齢化のスピードを越えた勢いで「少子・高齢社会」が進んでいます。このことで韓国版介護保険制度がスタートしています。欧米先進国に学ぶこと以外にも同じアジアに住む者として韓国の福祉・医療事情から学ぶことはないのでしょうか。韓国の福祉・医療実態に触れ、担当者(施設・病院職員や役所行政官、大学研究者及び学生等)から話を伺い、意見交換し、インタビューを中心とした現地調査で確認することが必要だと考えました。
以上
記
日 時:9月11日(土)午後3時〜5時30分
研究会会場:芦屋学園サテライト教室
芦屋市船戸町3-2 タムラビル3階 (連絡は早坂の携帯電話にお願いします)
《JR芦屋駅改札を北側(右手)に進み、直ぐの階段を降り、歩道を西(左手)へ10mで警察署があります。その道の北向いのドコモショップの建物です。西側入り口よりエレベーターで3階にお越し下さい。》
研究会参加費: 無 料(但し、未納の方は平成21年度年会費1,000円)
懇 親 会:芦屋 魯耕 芦屋市松ノ内町2の4 ☎0797−34−4562
JR芦屋駅改札から北側に、階段を降りた直ぐの歩道を西へ
2筋、研究会会場の並びの道を更に西へ100m程の所です。
懇親会会費: 4,000円
《スケジュール》
9月11日(土)
15:00 開催・挨拶
15:05 発表 @中村会員
15:50 質疑応答
16:05 休憩
16:15 発表 A三好会員
17:00 質疑応答
17:15 今後の計画検討など
17:30 終了
※此の後、懇親会です。
尚、出欠については来る9月5日(日)までに別紙にてFAX頂くか、またはhayasaka@ashiya−c.ac.jp宛、メールでご返信下さい。
勿論、当日参加も大歓迎です、その場合090−326−88016(早坂)にお電話下さい。
※9月7日から10日迄、早坂は不在のため期限迄連絡下さい。
以上
出 欠 連 絡 票
日本人間関係学会第27回関西地区会(9月11日開催)の
参加
研究会に (いずれかを○印で囲んで下さい)
欠席
参加
懇親会に (いずれかを○印で囲んで下さい)
欠席
お 名 前
連絡事項・ご意見・ご希望など
(FAX・メールアドレスの変更、今後の運営についてのご希望や研究内容へのご意見など)
*FAXは0797−23−1901芦屋大学・早坂宛
9/5(日)迄にご返信下さい。